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海炭市叙景 kaitanshi-jokei

全国絶賛上映中 海炭市叙景 第12回シネマニラ国際映画祭グランプリ:最優秀俳優賞W受賞作品 第23回東京国際映画祭コンペティション:正式出品作品 第65回毎日映画コンクール:撮影賞、音楽賞受賞作品 第84回キネマ旬報ベスト10:第9位 第25回高崎映画祭特別賞受賞作品 2010年松本CINEMAセレクト・アワード 最優秀映画賞受賞作品 熊切和嘉:監督 佐藤泰志:原作 ジム・オルーク:音楽 宇治田隆史:脚本 谷村美月 竹原ピストル 加瀬亮 三浦誠己 山中崇 南果歩 小林薫 伊藤裕子 黒沼弘巳 大森立嗣 あがた森魚 東野智美 森谷文子 村上淳 西堀滋樹 中里あき

わたしたちは、あの場所に戻るのだ。

ニュース
2011.03.14

心からお見舞い申し上げます。

東京も揺れ、まだひどく混乱が残っています。
今回の東北太平洋沖地震で被害をうけられた皆様に、心からお見舞いを申し上げます。
2011.03.14

第13回ドービル・アジア映画祭で審査員特別賞を受賞しました!

3/9から13までフランスで開催されていた第13回ドービル・アジア映画祭で『海炭史叙景』が、、準グランプにあたる審査員特別賞を受賞しました!

http://www.deauvilleasia.com/gb/home.html


2011.03.10

新潟「北書店」店長佐藤さんから『海炭市叙景』への文章が届きました!

3/19(土)から新潟シネ・ウインドで公開が始まります。新潟はこの時期まさかの20センチ降雪。路面電車のない海炭市の風情だそうです。その新潟にある書店「北書店」店長佐藤さんから『海炭市叙景』への文章が届きました!


冬のあとには春が来る。


芥川賞候補に5度選ばれながらついに受賞せず、1990年、41歳で自らその生涯を終えた作家、佐藤泰志。

「自ら命を絶った不遇の作家」への興味本位から著作を読んでみようといった向きもありますが、(事実、私もそうでした。)そのような視点はなくとも、残された作品達は、普遍的テーマを持って、読む者のこころの中に静かな
波紋を広げ、死後20年が経過した今もさらに存在感を増しているようで、近年再評価の動きが高まっています。

「海炭市叙景」は、佐藤の出身地である函館市をモデルにした、「海炭市」と、そこに暮らす人々を描いた未完の連作短編集。

 この作品を原作に映画を作ろうと、函館市民有志が制作実行委員を設立し、北海道帯広市出身の映画監督、熊切和嘉氏によって2010年に完成、この冬、全国各地で上映され、今月、いよいよ新潟へやって来ます。 

「海炭市」は、造船所の一部閉鎖に象徴される寂れゆく地方都市。

冬から春へと移り変わる季節の灰色の空と同様に、5人の主人公達の心もひたすらに重く、ある者は職を失い、ある者は家庭内の不和に悩み、ある者は立ち退きを迫られ・・・

そうやって、様々な問題を抱えながら暮らす人々の物語が静かに進んで行きます。目の前にある、どうにもならない怒りや悲しみ。それでもわずかな希望を探しながら、この町で働き、家族を思い、いつまでもこの場所にいようと願う時、町の景色は、彼らの全てを受け入れ、彼らをつなぎ合わせるかのように雪は静かに降り積もります。

この映画の、もうひとつの主役は「函館市と函館市民」。

一人の作家の存在から始まる、映画化までの道程は作品に負けず劣らずの人間群像劇。監督、キャスト、関係スタッフの方々。この映画に関わった全ての人たちは、みんなそれを誇りに思っているのではないでしょうか。

振り返ってこの新潟市のこと。市民映画館 「シネ・ウインド」にて上映されます。

今の時代、映画はどこでも見れますが、遠くの町に住む人達の、想いや手触りが、作品と共に伝わってくるこの映画の似合う場所、上映するべき場所がこの町にもあるということを、私もまた誇りに思います。

最後に、映画化にあたって復刊し、昨秋、小学館より発売された文庫版「海炭市叙景」の解説に書かれた、評論家 川本三郎氏の言葉を紹介します。

「この小説を読むと、誰もが自分の住んでいる町と、そこで働きながら生きている人々のことを愛しくなるのではないか。」

海に囲まれた架空の都市「海炭市」の片隅に生きる人々は、私たちの隣人であるように思います。



北書店 佐藤雄一

2011.02.17

成瀬政博さんによるオリジナルポスター

松本CINEMAセレクトアワード最優秀作品賞の記念品として、今、週刊新潮の表紙を描いている成瀬政博さん(http://banana-moonweb.com/index.html)制作による記念品のオリジナルポスターもいただきました。とても嬉しいです!!

折角ですので、皆さんにもご覧いただければと思い、新宿のK's cinemaに飾っていただくことになりました。映画をご覧になった際に、是非こちらもご覧いただければ幸いです。

2011.02.16

松本CINEMAセレクト授与式の様子

先日行われた、松本CINEMAセレクト最優秀映画賞の授与式の様子です。
脚本の宇治田隆史さんにご参加いただきました!
松本の皆さん、ほんとうにありがとうございました!!



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