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海炭市叙景 kaitanshi-jokei

全国絶賛上映中 海炭市叙景 第12回シネマニラ国際映画祭グランプリ:最優秀俳優賞W受賞作品 第23回東京国際映画祭コンペティション:正式出品作品 第65回毎日映画コンクール:撮影賞、音楽賞受賞作品 第84回キネマ旬報ベスト10:第9位 第25回高崎映画祭特別賞受賞作品 2010年松本CINEMAセレクト・アワード 最優秀映画賞受賞作品 熊切和嘉:監督 佐藤泰志:原作 ジム・オルーク:音楽 宇治田隆史:脚本 谷村美月 竹原ピストル 加瀬亮 三浦誠己 山中崇 南果歩 小林薫 伊藤裕子 黒沼弘巳 大森立嗣 あがた森魚 東野智美 森谷文子 村上淳 西堀滋樹 中里あき

わたしたちは、あの場所に戻るのだ。

ニュース
2010.12.09

北の地の映画を愛する方たちからコメントです!

2011年の2/11~18までユーロスペースとアップリンクで開催されるトーキョーノーザンライツフェスティバル2011の代表笠原 貞徳さんからコメントをいただきました。



「海炭市の人たちは、忘れようとしていつの間にか本当に忘れてしまった故郷の人々と同じ顔をしていた。だから、上映中はずっと息苦しくて切なくて、なのに泣きたいほど懐かしかった。多くの北欧映画と同じように「生きることは苦しくて尊い」とその北国の人たちの生き様は語る。忘れたくても忘れられない作品に出会ってしまった。」

トーキョーノーザンライツフェスティバル 代表 笠原貞徳



トーキョーノーザンライツフェスティバルは、北欧映画と北欧の「今」を体感できるフェスティバル。ラース・フォン・トリアー監督の新作『アンチクライスト』のプレミア上映や、『イディオッツ』(!)を含むトリアー監督の特集など盛りだくさんです。

http://tnlf.jp/#

北の地の映画を愛する方たちからの応援コメントです。

2010.12.09

5刷が決定しました!

小学館文庫から文庫化されました原作の佐藤泰志著『海炭市叙景』が、着々と重版されています!
なんと5刷が決定した、とのことです。
映画は原作へのラブレターでもあると思います。
是非一緒に楽しんでいただければ嬉しいです。


2010.12.09

川崎市アートセンターの取り組み~副音声ガイド付き上映

12/18(土)から上映される川崎市アートセンターでは『海炭市叙景』の副音声ガイド制作をし、ガイド付き上映を予定しております。

また、副音声を必要としている視覚障害者の方で、希望の方には事前に解説テープ(またはCD)をお送りすることになりました。この解説テープでは、作品の解説や物語、チラシにも掲載されている小説家・堀江敏幸さんのエッセイ、熊切和嘉監督のメッセージなどが朗読されています。

その他、アートセンターでは、保育付き上映なども行います。

この情報を読まれた方は、副音声を必要としている皆さんにお伝えいただければ幸いです。

詳しくは、

川崎市アートセンターアルテリオ映像館 アルテリオ・シネマ
川崎市麻生区万福寺6-7-1
TEL.044-955-0107
http://kac-cinema.jp

までお問い合わせ下さい。


2010.12.08

映画館から生まれ、映画館で育てられていく映画。

『海炭市叙景』の出発点は、映画館から、その映画館のある町の人たちからの「こんな映画が見たい」「見せたい」という声でした。そして、出来上がった映画は、共鳴していただいたシネマ・シンジケートに加盟している日本の各都市にある町の映画館の皆さんによって、育てられています。

このHPの「コメント」のページには、そんな町の映画館の方達から寄せられた多くの声が掲載されています。

シネマ・シンジケートのマネージャーである伊藤重樹さんに、この映画の公開にあたって文章を書いていただきました。少し長文になりますが、ここに掲載したいと思います。是非読んでいただければ幸いです。



「シネマ・シンジケート選定作品『海炭市叙景』について」


駅でばったり会った制作のK氏より、函館で熊切監督による新作が動き出した、製作は函館シネマアイリスの菅原さんが中心となり、原作は函館出身の作家、佐藤泰志さんの「海炭市叙景」という作品であるという話を聞いたのは2009年の初春だった、と記憶している。
この話を聞いてさっそく菅原さんに連絡をいれたことも覚えている。そして何度かのやりとりのあと、9月に開催された「全国コミュニティシネマ会議2009 in Kawasaki」において、菅原さんから『海炭市叙景』の公開についての正式な提案がなされ、シネマ・シンジケート加盟館でこの作品を上映し全面的応援していくことが決定した。

シネマ・シンジケートとは2008年7月に設立された全国のミニシアター、既存館のネットワークで、「大量宣伝、大量消費の奔流から、秀作や作家の映画を救い出し、それを見る観客を各地で開拓しながら“ていねいな上映”すること」を目標に掲げスタートした。これまでにも邦洋5作品の上映に取り組んできたが、『海炭市叙景』は加盟館のひとつ函館シネマアイリスが自ら製作し、全国の劇場が完成前からそれに関わっていくという点で大きな意味を持つ作品となった。

かねてより菅原さんとは、この映画をいわゆる“ご当地映画”ではなく函館から「世界」へ向けた映画にしていきたい、と話していたが、『海炭市叙景』はわれわれの思いを軽く凌駕する作品として完成した。そして、いま、各地域で実施されている試写で『海炭市叙景』を見た劇場支配人、スタッフから、喝采の声が届き始めている。シネマ・シンジケート選定作品であるということ以前に、率直にこの作品を見ての個人としての感動の声であり、また自分たちの映画館でこの作品が上映できることの喜びと緊張を含んだ声とも言える。

この声を、各映画館がその地域で生活している人々に届け、“ていねいな上映”を通じてその輪をより広げてゆくこと。そんな声がこだまし、『海炭市叙景』がひとりでも多くのひとに見られることになれば、と思う。

シネマ・シンジケート マネージャー 伊藤重樹

2010.12.08

瀬々敬久監督からコメントが届きました!

瀬々敬久監督からコメントをいただきました!


「ここに、海炭市に、人がいるだけでいい。
そして、この地上に生きているだけでいい。
それ以上、何を望む必要があるのか。
そんな願いのようなものが伝わってくる映画。
微かだけど、確かな、光のような希望がここにはある。」

瀬々敬久(映画監督)


瀬々監督の新作『ヘヴンズ ストーリー』が全国公開中。東京でもユーロスペース、銀座シネパトスに続き、2011年1月29日(土)~2月4日(金)まで新宿 K’s cinemaでも再び上映が決定しています。

『ヘヴンズ ストーリー』公式HP http://heavens-story.com/

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